2009年4月5日

ばぁちゃん








  先週の金曜日のこと。

授業が終わった後、頭痛と気だるさに襲われた。

風邪だ。気温が急激に下がったせいだろうか。

頭痛がひどくなる前にと思い。フラフラになりながら帰った。

早速家に帰ってバファリンを飲もうと、薬箱(袋だけど)を取り出した。


そのときにばぁちゃんを、思い出した。


というのも、カナダに行く前に、この薬箱を持たせてくれたのは、ばあちゃんだから。

ばぁちゃんはしっかりもので、

定年までナースをしていた。

その薬箱には、各薬の名前、効用、いつ飲むのか、まで書いてあった。

もちろん手書きだ。

そして、俺が頭痛持ちと知ってか知らぬか、

バファリンは2箱入れてくれていた。

本当に感謝だ。。


昔は厳しく、算数のドリルをさせられたが、

毎週土曜日はデパートに行って

ばぁちゃんの家に泊まりに行ってた。

日曜日はどんなことがあっても教会に連れて行かれた。

新しい家が建ったとき、ばぁちゃんと一緒に住めると知って

本当にうれしかった。


ばぁちゃんからは多くのことを学んだ。

家族を愛すること。

教会を愛すること。

キリストを愛すること。

今年で80歳になり、足腰はもう細くなってしまったが、

決して揺るがない信仰が、祈りが、

今の自分を間違いなく支えていることは確かだ。


本当にいつまでも元気でいて欲しい。




※この記事は2007年の10月にMIXIで載せたものです。











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